私たちは、養蜂と共に、ハーブも育てています。
私たちにとって、ハーブはミツバチと私たちを繋ぐ欠かせない存在です。
まずハーブが、ミツバチにとってとてもよい蜜源だということをご存知でしょうか。
ハチミツといえば、花を求めて南へ北へ移動する移動養蜂が主流ですが、私たちは、ミツバチたちが一生を同じところで過ごす定置養蜂を行っています。
彼らにとってストレスが少なく、彼らが元気でいてくれることを一番に考えるからです。(詳しくはわたしたちのことより)
しかし、北海道の石狩の植物の開花時期は本州よりも遅く、冬も早く訪れてしまいます。5月6月頃に一斉に咲き、一斉に散ってしまう。それではミツバチの蜜源も、越冬のための食料も、私たち人間がお裾分けいただくには十分ではありません。
そこで、ハーブの出番となります。
蜜源としても適しており、開花時期を調整しながら私たちの手で次々と植えることができること、さらにはハーブの香りや色に含まれる薬効成分は、心身のバランスを保つという力があります。私たちは、ミツバチの集めるハチミツを通して、ハーブからもその力を分けてもらうことができるのです。
1、無農薬栽培
ハチの食料になるものですから、もちろん100%無農薬栽培をしています。
土の中の微生物のバランスを崩す、化学肥料も使いません。
2、在来種も育てています
ハーブというと、西洋のハーブばかりに目を向けがちですが、日本や北海道にも昔から自生してきた植物があります。それらも守り、育てることで、自然と私たち療法の健康を目指しています。
3、蜜源になるハーブが主流です
蜜源として適しているハーブを主流に栽培しています。通常のハーブガーデンのように多品種ではありませんが、珍しいハーブもございます。
4、手植え手摘みをしています
ミツバチが蜜をとり終わったハーブを見分け、ひとつひとつ手摘みしています。その年の種を採り、来年またその種を植えて苗を育てる。なるべく環境負荷の少ない自然な循環を心がけています。